Florist Yoshiko(フローリストよしこ) 気持ちが伝わる「フラワーギフト」

池坊の免状について

華道(生け花)とは

 

華道(かどう)は、植物のみや、植物を主にその他様々な材料を組み合わせて構成し、鑑賞する芸術である。「花道」とも表記し、またいけばな(生け花、活花、挿花)とも呼ばれる。 ただし華道という呼称は「いけばな」よりも求道的意味合いが強調されている。華道には様々な流派があり、様式・技法は各流派によって異なる。

 

華道というよりも生け花というほうが多いような気がしますが、約700年の歴史ある古典的な伝統芸術です。

生け花は、剣山にお花を挿しているというイメージでしょうか。

花器ひとつでも雰囲気はガラッと変わるので、どれにしようかなーと器選びも楽しかったりします。

 

 

池坊とは

 

生け花の流派の一つです。

草月流や小原流などというように「流」「派」といわれますが、池坊の場合はそのような呼び方はしないのです。

その中でも池坊が華道界の中心的な位置づけにあるからでしょうか。

 

いけばなには多くの流派がありますが、根源である池坊は、その名称に「流」「派」をつけず、「華道家元池坊」と称しています。

 

 

生け花の中でも私は長らく池坊を学んでおりました。

 

最初はお花が好きだからお花に触れたいな~という思いでしたが、基礎を学び、お稽古で先生にアドバイスをもらわなくても自分で活けられるようになると自信もついてきます。

そうなると欲は出てくるもので、何か資格という形で証明したくなるものです。

あ、、決して資格取得魔ではありません・・。

 

お稽古だけでなく免状を取得したいなと思った場合、どのようにすればよいのかを見ていきましょう。

 

 

池坊の資格

 

池坊の資格については以下のようになっています。

 

種目 免状 指導資格
入門 入門  
初等科 初伝  
中等科 中伝  
高等科 皆伝  
師範科 華掌  
脇教授三級 准華匡 「自由花」「生花正風体」「生花新風体」の指導資格の授与
脇教授二級 准華監  
脇教授一級 准華綱  
准教授三級 華匡  
准教授二級 華監  
准教授一級 華綱  
正教授三級 総華匡 「生花別伝」「立花正風体」「立花新風体」の指導資格の授与
正教授二級 総華監  
正教授一級 総華綱  
最高職位 准華督 名誉職(40歳以上、本免状取得から5年経過)
華督 名誉職(45歳以上、本免状取得から5年経過)
副総華督  
総華督  

 

お稽古をスタートしてから1つずつ上の位に進んでいきます。

飛び級のようなシステムはないので、コツコツ時間をかけていく必要があります。

上位の資格になると取得年齢が決められています。

 

私が学んでいた当時は、1年に1度のペースで先生がお免状取りませんか?と勧めてきていました。

上位に進むためには決められた期間あけなければならないため、すぐに次に進みたいと思っても簡単にはいかないですね。

短くても1年程度、長いと2~3年・・時間をかけるしかないのです。

 

 

資格に必要な費用

 

一部ネット上に掲載されていたりしますが、正式には公表されておりません。

私が申請してきた経験からいくと、1万円弱からスタートして徐々に費用が膨らんでいく流れです。

※時代や地域によって違うかもしれませんので、あくまでも目安としてください。

 

脇教授三級まで取得すると自由花(じゆうか)や生花(しょうか)の指導資格が授与されます。

門標(看板)を構えたいとお考えの場合は10万円程度かかります。

必ず門標まで購入しなければならないわけではありません。

ご自身で教授看板を構えてお教室を開きたいと思われている場合などは持っているといいでしょう。

 

 

古典的な文化の良さ

 

私の場合は、生け花を学んだ後にフラワーアレンジメントに転身しました。

生け花にもフラワーアレンジメントにもそれぞれ良さはあります。

たくさんの花々を使って華やかにデザインするフラワーアレンジメントもいいですが、静寂の中でもしっかりと動きのある表現ができる古典的なお生花(しょうか)や立華(りっか)などは気持ちもシャンとしてやっぱりいいな~と思ってしまいます。

 

お花の扱い方など基本的なことを学びたいと思われている方には、生け花はとても向いていると思います。

700年の歴史ある伝統文化に、今だからこそ触れてみるのはいかがでしょうか。

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